2009年12月10日
三味線に関する言葉
相手を惑わすことを「三味線を弾く」という。本来は「口三味線を弾く」、つまり口で三味線の音色を真似る事から
、偽物、虚言という意味。たとえば「マージャンで、実際の手とは全く異なる手が出来ているように言い、相手を油
断させたり警戒させたりする」「モータースポーツの予選でのかけひきで、実力よりはるかに遅いタイムを出してラ
イバルチームを油断させる」など。
シャミセンガイは腕足動物門腕足綱無穴目シャミセンガイ科に属する動物。殻を胴、長い尾を棹に見立てたもの。
ナズナ(アブラナ科の植物)の俗名として「ペンペン草」がある。これは果実が三味線の撥に似ているため、三味線
音の擬音「ペンペン」を冠したもの。
楕円形の胴に革を張り、棒状の長い棹を取り付けたリュート属弦楽器は、すでに古代エジプトの壁画に見られる。し
かしこれが三味線の直接的な祖先かどうかは分からない。一方同じような楽器が中国秦代にも現れ、やがて奚琴とな
り、トルコ族によって中東に伝えられてラバーブになった。このラバーブが後に中東及びイラン(ペルシャ)のセタ
ールとなったという説がある(胡弓演奏家・原一男による「擦弦楽器奚琴起源説」)。これは「3つの弦(糸)」の
意であり、これが三味線の祖先とされる。のち中国に入り、三弦(サンシェン)が生まれる。琉球王国と中国(福州
)との貿易により琉球にもたらされ、三線(サンシン)となった。これが三味線の原型という説もある(中国の三弦
そのものが琉球経由で日本に入ったとする説もある)が、その後三線は本土の三味線から逆影響を受けて完成した。
このような理由にもより、沖縄県では今でも中国風に「サンシン」と呼んだり、日本風に「シャミセン」と呼んだり
、二つの呼称が併存している。
16世紀末、琉球貿易により堺に中国の三弦がもたらされ、短期間の内に三味線へと改良された。豊臣秀吉が淀殿のた
めに作らせた三味線「淀」が現存するが、華奢なものの、すでに基本的に現在の三味線とほとんど変わらない形状を
している。外国楽器である三弦から三味線への改良に関しては、当道座の盲人音楽家との関連が重要である。三弦が
義爪を使って弾奏していたのを改め、三味線の弾奏に彼らが専門としていた「平曲(平家琵琶)」の撥を援用したの
もそのあらわれである。また琵琶の音色の持つ渋さや重厚感、劇的表現力などを、本来どちらかといえば軽妙な音色
を持つ三味線に加えるために様々な工夫がなされたものと思われる。とくに石村検校は三味線の改良、芸術音楽化、
地歌の成立に大きく関わった盲人音楽家であろうと言われる。 こうして軽重哀楽を様々に幅広く表現することので
きる楽器となり、江戸時代に入るとすぐ、石村検校らにより最初の三味線音楽種目である地歌が生まれる。また語り
物である浄瑠璃にも取り入れられ、三味線音楽は「歌いもの」「語り物」の二つの流れに大きく分かれ、更に分化を
繰り返して大きく発展していく。また都市の芸術音楽から流行歌、やがて地方の民謡にまで盛んに使われるようにな
り、こうして様々な近世邦楽をリードし支え、それと同時に更なる改良が加えられ、日本を代表する弦楽器となった
。
『ウィキペディア(Wikipedia)』引用
相手を惑わすことを「三味線を弾く」というのは聞いたことがありました。
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